【地政学編】アメリカについて

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皆さんお疲れ様です。

クラッド(@kura_investment )です。
いつも【クラッドの投資で自由を掴むブログ】を見て頂きありがとうございます。
今回はアメリカという国家を地政学の視点からお話したいと思います。




アメリカ合衆国の概要


概要
アメリカ合衆国は北アメリカ大陸の中央部に位置する国家です。
大西洋、太平洋の二大海洋に面している国家で国土面積、人口、GDPどの指標をとっても、
世界有数の規模となっております。
アメリカ(米国 今回の記事では通称のアメリカで表記)は50の州および連邦区からなる連邦国家です。
経済、軍事、文化、資源、食糧どの分野をとってもアメリカは世界最高レベルの地位を占めています。

◇アメリカ:United States of America

◇公用語:なし(事実上英語)

◇首都:ワシントンD.C(ニューヨークじゃないんですよ)

◇大統領:ドナルド・トランプ

◇国土面積:983.4万k㎡(世界第三位)

◇人口:3億2445.9万人(世界第三位)

◇GDP:19兆3900憶ドル(世界第一位)

アメリカの地政学的強さについて

以前、地政学についてはお話させて頂きました。
【地政学と覇権国】地政学を知ることは投資をするうえで重要な要素。

前回の記事にて地政学には2つのタイプがあるとされるというお話をし、
それは海洋国家(シーパワー)と大陸国家(ランドパワー)となります。

アメリカは海洋国家(シーパワー)に属するとされています。

冒頭で紹介した通りアメリカは北米大陸の中央部に位置する国家です。
北はカナダ、南はメキシコに隣接しているので、半ば大陸国家的な要素もあるじゃないのかな?と思う方もいるかもしれませんが、両国ともアメリカと対立する様な国家群ではなく、
近隣諸国でアメリカと対立できる勢力ではありません。
そのため、海洋国家として国防上の要求から外洋に進出し、
世界最高峰の海軍を保有しています。

少し概要をお話しますと下記の様になります。

  1. 太平洋大西洋の二大海洋に面し、世界で圧倒的な力を誇る海軍を保有。
  2. 世界第三位の人口規模。人口は増え続け平均年齢で36.9歳(2012年)
  3. 多種多様な資源が豊富
  4. 広大で肥沃な領土と水路ネットワーク

次にそれぞれの項目で説明を加えたいと思います。

太平洋大西洋の二大海洋に面し、
世界で圧倒的な力を誇る海軍を保有。


歴史にifを言っても意味はありませんが、仮にアメリカが大西洋と太平洋の
二大海洋に面していなければ今頃は歴史が大きく違っていたかもしれません。

歴史的なお話を少ししますと、
イギリスから独立した北部13州を起点に太平洋側に向けて
西へ西へ領土を次々と拡大させていきます。
1783年 イギリスからミシシッピ川以東のルイジアナを割譲
1803年 フランスからミシシッピ川以西のルイジアナを買収
1818年 イギリスからウッズ湖より以西の北緯49度線で国境確定に伴い割譲
1819年 スペインからフロリダを買収
1845年 テキサス共和国を併合
1846年 イギリスと国境確定によりオレゴンを獲得 太平洋側に初の領土
1848年 アメリカ=メキシコ戦争によりカリフォルニアを割譲
1853年 メキシコからガズデンを買収
1867年 ロシアからアラスカを買収
1898年 ハワイ王国からハワイを併合

1846年のオレゴンを獲得し太平洋側に国境が面したという事が
アメリカを大陸国家から海洋国家に変化させた大きな出来事だと思います。
1783年から1853年の間(青字で記載したところ)に北米大陸の中央部の支配を完了した段階で、大西洋と太平洋の二大海洋に面する広大な領土を保有する国家が誕生しました。

北米大陸にアメリカを脅かす勢力がこの時点で駆逐されます。

アメリカと戦争するには二大海洋を渡り、アメリカ本土に上陸する必要があります。
アメリカと戦争し本土を攻撃するにはそれほど大きく強大な海軍を有する必要があり、アメリカの国防上海洋を支配する事は、最重要な課題となります。

そこでアメリカは国内をまとめあげた後は、ハワイを併合し、そこに強大な太平洋艦隊を配備、ついでフィリピンを支配下におきます。
第二次世界大戦、冷戦後は世界中の海洋に海軍を派遣しています。
ここからもアメリカが国防上海洋支配を重視している事がよくわかります。

まとめ
圧倒的な海軍で世界の海洋を支配しているアメリカは
国防上非常に有利

※おまけ
アメリカVS世界の軍隊でアメリカ本土に侵攻しても返り討ちにできるそうです。
いや、マジかよ、半端ねえな。

世界第三位の人口規模。人口は増え続け平均年齢で36.9歳(2012年)

国家の経済力を決定づける要素としては、
一人あたり国内総生産✖国内人口となりますが、その両方ともに
アメリカは右肩上がりとなっています。
特に他の先進国は少子高齢化が進展する中でアメリカは毎年人口が増え続け、
平均年齢も若い状態となっている稀有な国家となります。
近年はヒスパニック系からの移民が多く流入しており、それに伴い人口が増加
しています。
少子高齢化が過度に進展していない事から、日本や欧州で問題となっている様な
社会保険料が年々財政を圧迫し続ける状態ではありません。


(引用:世界の統計2018から作成)

まとめ
今後も人口が伸び続け、経済も成長を続ける事が予想される

多種多様な資源が豊富


主要な資源でのアメリカの順位
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石油生産量 第一位(2018年)
・アメリカは近年シェール革命によりシェールガスとシェールオイルの生産が激増しています。アメリカは既にロシアやサウジアラビアを抜いて世界最大の産油国になっています。
・2019年か2020年には石油の純輸出国に転じるといわれています。
単位 (千トン)
アメリカ 669,374
サウジアラビア 578,336
ロシア 563,339
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
石炭生産量 第三位(2018年)
・石油と比較するとエネルギー効率が悪く環境負荷が高いため先進国では需要が減退傾向。
単位 (百万トン)
中国 3376.1
インド 729.8
アメリカ 702.3
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
天然ガス 第一位(2018年)
・石油を同様に近年のシェール革命により生産が激増。
単位 (100万㎥)
アメリカ 831,779
ロシア 669,481
イラン 239,486
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その他
小麦生産量 第四位
トウモロコシ生産量 第一位
といった様にアメリカはエネルギー資源でも食糧生産でも世界トップクラスとなっています。

エネルギー安全保障、食糧安全保障の観点から他国に委ね切っている日本とは大きく違います。
太平洋戦争は日本が国家存立のためにアジアに資源を求め進出した結果、
アメリカと対立し戦争となりました。
当時は石油の輸入の大部分をアメリカに頼っていた日本でしたが、アメリカからの禁油措置が
決まってしまった結果です。
エネルギーを自国で生産できる事の重要性は過去の歴史からもよくわかるかと思います。

まとめ
アメリカは国家の存立に重要な資源を豊富に有する。

広大で肥沃な領土と水路ネットワーク

まずはアメリカの衛星写真を見てください。

アメリカはざっくりいうと、太平洋側と大西洋側で分けて考えられるかと思います。
太平洋側:新期造山帯に属し山脈と砂漠が広がっています。
大西洋側:古期造山帯に属しつつカナダ国境付近の一部は安定陸塊に属し、広大な平原が広がっています。

次にアメリカの水路ネットワークを示した画像です。

引用元(アメリカ合衆国の河川・湖・運河・水路水上交通)
もう閉鎖されていますが画像お借りしております・・・。

アメリカの大西洋側ではミシシッピ川を中心にアメリカの広大な地域が
1つのネットワークとしてまとまっているのがわかりますでしょうか?

これはアメリカという国家が世界で最も恵まれた自然環境に
位置している証左となります。
何が言いたいかわからないかもしれませんので、少し説明を加えます。

アメリカのミシシッピ川は世界最長の航行可能な河川で、メキシコ湾の河口からミネアポリス・セントポールまで3380kmの長さを誇ります。

河川の航行が可能な距離が長い=物資の移動が容易であり、かつコストがかからない。
物の移動にお金がかからないため、それだけ利益があがり資本が蓄積されます。
物の移動=物流は陸運より海運の方が圧倒的に効率的です。

さらには先ほどの項目でお話した通りアメリカは多種多様な資源を豊富に産出します。
アメリカ国土の大部分は北米の中央部に位置し、これらは概ね温帯に属しています。
温帯に位置するため、食糧生産が容易であり、アメリカの中西部は大平原が広がっており、世界的に見ても非常に肥沃で豊かな土地となっています。
このため、食糧生産をする上で、大規模化でき、物資の運搬でもコストが非常に安い。
圧倒的な価格競争力を維持できる源泉はこのアメリカの自然環境に由来するものです。

諸外国では物流網を整備するために膨大な金額をインフラに投資している事を考えると、
アメリカの恵まれた自然環境がわかると思います。

まとめ
アメリカは世界で最も恵まれた自然環境を有しているお陰で、膨大なコストをかけてインフラを整備する必要がない。

終わりに


今回はアメリカの国家の概要と諸々の地政学的視点でお話をしてみましたが、
如何でしたでしょうか。
各種データを色々と調べつつまとめさせてもらったので、なかなかボリュームはある記事になった?のかな?と思います。
アメリカの諸々の情報を調べていけばいくほど、この国って本当に恐ろしいなぁと思いました。
人口は増え続け、肥沃で広大な大地を保有し、海洋を支配し、食糧もエネルギーもあり、
さらに金融も科学も発展している。
世間にはアメリカは冷戦以後、ベトナム戦争、イラク戦争、アフガニスタン戦争、
そして、リーマンショックを経て世界唯一の超大国ではなくなった。
アメリカの時代が終わった。
とよく耳にしますし、確かに冷戦以後の様な圧倒的なアメリカの地位は
現在は失われたのかもしれませんが、この国が衰退していく未来を自分は
全く想像できません。
(もちろん政治とか自然災害とか色々リスクはありますけどね)

今後も投資家として、アメリカ株に投資します(笑)




それでは、最後までお読みくださってありがとうございました。

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以下参考サイトなど
https://www.globalnote.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカ合衆国
http://www.jogmec.go.jp/content/300361690.pdf
地政学で読む世界覇権2030年
データブック オブ・ザ・ワールド 2018

解析

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