【地政学編】日本について

皆さんお疲れ様です。

クラッド(@kura_investment )です。
いつも【クラッドの投資で自由を掴むブログ】を見て頂きありがとうございます。
今回は我らが日本国家の地政学の視点からお話したいと思います。




日本国の概要


概要
日本はユーラシア大陸の東端、東アジアに属する島嶼国家で古くは倭国、黄金の国ジパングなどと呼ばれていましたた。
北海道、本州、四国、九州を中心に、その他多数の離島を抱えており、
国土面積は世界第60位だが、排他的経済水域(EEZ)を含むと世界6位に位置する海洋大国。です。
南北に細長い国土を有しており、四季がはっきりしている事で有名。
国土の大部分が新期造山帯に属しており、地震が多く、火山も多く点在。
高度経済成長期は輸出主導で外貨を稼ぎ、2000年代以降は配当などの所得収支で外貨を稼ぐ
経済体制に変化。エネルギー資源と米を除く食糧生産の大部分を海外からの輸入に依存。
GDPは世界第3位で経済大国。

◇日本:Japan

◇公用語:なし(事実上日本語)

◇首都:東京都

◇首相:安倍晋三

◇国土面積:377,974.17k㎡(世界第60位)(EEZを含むと世界第6位)

◇人口:1億2644万人(世界第11位)

◇GDP:4兆8732憶ドル(世界第3位)

日本の地政学について

以前、地政学についてはお話させて頂きました。
【地政学と覇権国】地政学を知ることは投資をするうえで重要な要素。

前回の記事にて地政学には2つのタイプがあるとされるというお話をし、
それは海洋国家(シーパワー)大陸国家(ランドパワー)となります。

日本は完璧な海洋国家(シーパワー)に属する国家となります。

それでは、日本の地政学について今回お話する概要は以下の通りです。

  1. 島国かつ離島を多数保有するため、世界有数の海洋国家
  2. EEZ内には豊富な資源が埋蔵されている。
  3. 世界第11位の人口規模。人口は減少傾向で平均年齢は世界最高の46.35歳(2015年)
  4. 国土の4分の3は居住地に不適で平野部に経済活動の全てが集中

次にそれぞれの項目で説明を加えたいと思います。

島国かつ離島を多数保有するため、世界有数の海洋国家


皆さんも知っての通り日本は極東の島国と呼ばれ、多数の島から成立しています。
多島国家と称していいのではないでしょうか。

そんな日本ですが、冒頭で紹介した通り
国土面積だけでは世界60位
排他的経済水域(EEZ)を含めると世界6位
となります。(EEZ:ピンク色)

世界には200ヵ国程度の国家が現在存在しますが、その中で国土面積だけでも十分大きい国家になります。
日本に住んでたら、自国は小国だとか言いますが、
それは周辺諸国がロシアやら中国やらオーストラリアやらアメリカといったバカでかい国家
が多いから相対的に小さく見えるんですよね。

日本の周辺部は全て海洋となっています。
太平洋、東シナ海、日本海と国土の全てを海に覆われています。
日本国の概要でも書きましたが、国土面積だけでは世界で60位ですが、
統治下に離島が多く含まれるためEEZを含めると世界第6位と圧倒的に広いという特徴があります。

アメリカと同様に日本は世界でも有数の海軍(厳密には海上自衛隊なので軍隊ではありませんが、ここでは便宜上海軍と記載しています)を保有しています。
一説によれば、海上自衛隊は世界第2位、もしくは第3位の戦力を保持しているとされています。

しかし、アメリカと違い日本は自国内でのエネルギー資源や食糧の自給がされておりません。
そのため、海外からの輸入に大部分を依存するという構図になっています。

日本は海上貿易により成り立っている国家となりますので、
シーレーン(海上交通路)の防衛が最重要課題となります。
そのため、歴史的に海軍に力を入れる形になります。
以下説明します。

日本が重視するシーレーンとしては、
ペルシャ湾、インド洋、マラッカ海峡、南シナ海、東シナ海が挙げられます。
これらの一連のルートで石油、LNG(液化天然ガス)、その他の資源や製品などが
日本に運ばれます。
そのため、これらのシーレーンが日本と敵対する国家の勢力圏となると、
日本経済が成り立たなくなる恐れがあります。

その他、日本周辺では、宗谷海峡、津軽海峡、対馬海峡などは完全に掌握する必要があります。

これらシーレーンの重要性は太平洋戦争(大東亜戦争とも)で痛いほど理解しているかと思います。
日本は太平洋戦争末期にはアメリカ海軍に台湾沖などのシーレーンを抑えられてしまい、
東南アジアから石油を輸入できないという事態に陥りました。
これにより、石油が不足し、軍艦も空母も戦闘機も何も動かせないという状況に陥り、
工場も生産を停止。そのままアメリカの圧倒的な戦力差を埋めることが出来ないまま敗戦となっています。
過去の歴史を見ても、シーレーン防衛というのは国家の存立に大きく影響する非常に重要な要素だという事がわかります。

そういった意味では、日本は海洋が諸外国からの侵攻を守ってくれますが、
シーレーンを抑えられた場合、国家存亡の危機に陥るという弱さもあります。

まとめ
日本は海洋国家としての地政学的強さと弱さが同時に存在する国家。

EEZ内には豊富な資源が埋蔵されている。


この項では日本のEEZ内に埋蔵されている資源についてお話します。

・日本周辺は世界有数の豊かな漁場
・鉱物資源、エネルギー資源が豊富に埋蔵

以上説明します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・日本周辺は世界有数の豊かな漁場
→日本では衰退産業とされている漁業ですが、世界では成長産業となっています。

世界の漁業・養殖業生産量の推移

国別の漁業生産ランキング(2016年)国連食糧農業機関:FAO参考

順位 国家 生産量(万トン)
1 中国 8153
2 インドネシア 2320
3 インド 1079
4 ベトナム 642
5 アメリカ 538
6 ロシア 495
7 日本 434

日本の漁業は現在世界第7位になっていますが、
世界第1位に位置していた時代もあり、圧倒的な影響力を保持していた時代もありました。
なお、日本近海の漁業は世界有数の好漁場とされる地域で、漁業についての法規制を
改革すると、日本は再び漁業大国に返り咲く可能性は多いにあります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・鉱物資源、エネルギー資源が豊富に埋蔵

→日本近海には海底熱水鉱床、コバルト・リッチクラスト、メタンハイドレートが
豊富に埋蔵されており、製品価値にすると300兆円と推計されている。

埋蔵が確認されている主な資源は
海底熱水鉱床:亜鉛、金、銀、銅、鉛
コバルト・リッチクラスト:チタン、マンガン、プラチナ、コバルト、ニッケル
メタンハイドレート:メタン
エネルギー資源:石油、天然ガス
などとされています。その他、レアアースなども確認されております。
現在はまだ商業生産段階には達していないが、今後技術革新が進むと、
日本は一気に世界有数の資源大国になる潜在力を持っています。

まとめ
今後の技術革新によっては世界有数の資源大国となりえる。

世界第11位の人口規模。
人口は減少傾向で平均年齢は世界最高の46.35歳(2015年)

国家の経済力を決定づける要素としては、
一人あたり国内総生産✖国内人口となります。

日本に関しては世界で最も少子高齢化社会が進んでいるとされており、
それは下記データの人口推計と予測を見て頂けばわかるかと思います。


日本は2008年をピークに人口減少社会に突入しています。
そこから年次を追うごとに人口が減少していく形になります。
日本の出生率は1.42(2018年)で出生数は92万1000人(2018年)となっており、
死亡数は136万9000人、自然増減数は44万8000人です。
毎年大体45万人の人口減少という構図です。

(引用:世界の統計2018から作成)
GDPはバブル崩壊後、失われた20年を経てほぼ横ばいで成長はほぼしていません。
人口の減少もそうですが、国際競争力が低下してきた事も影響の1つでしょう。

まとめ
趨勢的には人口は減少傾向。GDPを高めるなら一人あたりの生産性を高めるしかない。

国土の4分の3は居住地に不適で平野部に経済活動の全てが集中

まずは日本の衛星写真を見てください。

この衛星写真からわかると思いますが、日本の国土はほとんどが山地に覆われています。
これは日本が新期造山帯に属している影響が顕著に表れており、
平野部はほとんどありません。

日本は太平洋ベルトとされる東京から福岡の間に人口が集中しています。
これらの地帯には、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡という大都市圏を有しており、
経済活動の中心となっています。

山間部が多いため、日本では陸上輸送が中心となっており、
鉄道網、高速道路の建設に膨大なインフラコストをかけてきています。
また、膨大なコストをかけて港湾を整備してきた背景があります。

日本は自然環境が世界有数で恵まれた環境ではありますが、経済活動をするには、
膨大なコストをかける必要があり、国土開発は容易ではないという事になります。

まとめ
日本の国土は大部分が山間部であり、国土開発は容易ではない。

終わりに


今回は日本についてまとめてみました。ここからはほぼ主観でお話しします。

日本という国家は色々と強さもあり弱さもある国家なんだなと改めて思いました。
国土の大部分は山間部で国土の開発が容易じゃないし、人口が集中している地域では大地震がよく発生するし、経済活動に必須な資源の大部分は産出しないし、1億の人口を養うだけの食糧生産はできないし・・・。
と思うと、こんな国が世界第3位の経済大国といわれても、なかなか信じられませんね(笑)
書いてる本人があまり信じられません。

ただ、日本をここまでの国にしてきたのは我々日本人です。
国家を形作るのはそこに住む人なんだと思います。これからも日本という国家は様々な国難を迎えるでしょうが、この国は世界でも稀にみるほぼ完全な単一民族国家です。
そして、過去の歴史から厳しい自然環境の中でも上手に折りあいをつけてきた国でもあります。

日本は長期的には少子高齢化の影響で、国際政治での発言力の低下などはあるでしょうが、
それでも、本記事で紹介してきたような将来が期待できる資源があり、地政学とは少し違うので触れていませんが、世界最先端レベルの科学技術も有しています。

また、歴史を見ると、江戸幕府から明治維新、第二次世界大戦敗戦など超がつくような激動の時代を乗り越えてきた日本なら大丈夫だと思います。
普通の国家なら江戸幕府から明治維新という大革命なんか成し遂げれませんからね。
あんなレベルの革命だと内戦コースで、そのまま欧米列強の植民地確定なので。
そういう意味では、日本人は激動の時代を乗り越えれるだけの柔軟性を有しているのだと思います。

クラッドの主観が大いに反映されてしまいましたが、自分は日本という国家が大好きです。
色々と問題は多数ある国家なのも認めますが、自分が住んでいる国の事を知ることは大事だと思いますし、少しでも日本を好きになってくれれば幸いです。




それでは、最後までお読みくださってありがとうございました。

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以下参考サイトなど
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%8E%92%E4%BB%96%E7%9A%84%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%B0%B4%E5%9F%9F
恐怖の地政学
https://wakus.jp/gdp-ranking-japan
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei18/dl/2018suikei.pdf
https://www.google.com/maps
http://japan.hani.co.kr/arti/international/25896.html
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h29_h/trend/1/t1_2_3_1.html
http://www.japic.org/project_outline/national_strategy/marine/pdf/eez.pdf

解析

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