【地政学編】ノルウェーは隠れた漁業・資源大国!近年は北極海沿岸国として大きな注目を集める海洋国家。

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皆さんお疲れ様です。クラッド(@kura_investment )です。
いつも【クラッドの投資で自由を掴むブログ】を見て頂きありがとうございます。
今回はノルウェーについて地政学的視点を織り交ぜつつお話します。




ノルウェー王国の概要


概要

ノルウェーの国土は北緯57度以上という高緯度に位置しつつも、ノルウェー沿岸部を
流れる
ノルウェー海流(暖流)により不凍港を持ち、比較的温暖な気候を有します。
スカンジナビア半島の西岸を占め、南北に細長い国土を有し、国土面積は日本と
ほぼ同じとなります。
国土の大部分はスカンジナビア山脈が占めるために、平地は
皆無であり、
山岳氷河とフィヨルドの地形が発達。

世界有数の漁業大国であり、世界第2位の水産物の輸出大国です。(2014年)
沿岸部に北海油田を有し、石油・天然ガスを豊富に産出し、それらの大部分を
輸出している資源大国でもあります。さらに、福祉国家としても広く知られています。
また、近年は地球温暖化により北極海の戦略的価値が急上昇しており、
ノルウェーは沿岸国として大きな注目を浴びています。

(ノルウェーで見られるフィヨルド地形)

◇ノルウェー王国:Kingdom of Norway

◇公用語:ノルウェー語、サーミ語

◇首都:オスロ

◇首相:エルナ・ソルベルグ

◇国土面積:385,207k㎡(世界第66位)
※スバールバル諸島を含んだ数値となります。

◇人口:538万8212人(世界第120位 2019年)

◇GDP(名目 IMF統計):434,937(百万ドル)(世界第29位 2018年)

ノルウェーの地政学について

以前、地政学についてはお話させて頂きました。
【地政学と覇権国】地政学を知ることは投資をするうえで重要な要素。

前回の記事にて地政学には2つのタイプがあるというお話をし、
それは海洋国家(シーパワー)大陸国家(ランドパワー)なります。
ノルウェーは海洋国家(シーパワー)に属する国家となります。

そのため今回は、
海洋国家(シーパワー)の観点からノルウェーという国家をお話します。

  1. ノルウェーの歴史
  2. 地政学的重要性が高まる北極海について
  3. 豊富なエネルギー資源と水産物
  4. 一人あたりGDPは世界第4位に位置、人口も増加傾向。

次にそれぞれの項目で説明を加えたいと思います。

ノルウェーの歴史


この章ではまずはノルウェーの歴史についてお話します。


まずは、上記の地形図を見て下さい。

ノルウェーはスウェーデン、フィンランド、ロシアの三か国と陸上で国境を
接しています。
現代でも国土の約75%は荒地・山岳地帯・氷河となっており、耕地は約3%程度しか
ありません。
そのため、戦略的価値、地政学的価値はほぼない、不毛な大地が広がっている
のがノルウェーとなります。
しかし、それでも周辺の大国から支配されてきた歴史を持ちます。

以下に、ノルウェーの歴史の概要をまとめておきます。

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◆9世紀末頃~1379年 ノルウェー王国の興亡
9世紀末頃ノルマン人が統一を成し遂げ、初の王国を建国。
9世紀から11世紀のヴァイキング時代では一部のノルマン人は欧州諸地域に進出し、
複数の国家を建設。(例:ノルマンディー公国・シチリア王国・キエフ大公国など)

11世紀初頭にキリスト教を受け入れ、国家体制を確立。
1130年から1240年までは王位継承権をめぐる内戦(ノルウェー内戦)。
13世紀頃には支配地域がアイスランド・グリーンランド・スコットランドの一部に拡大。
11世紀後半~13世紀 デンマークの支配を受けつつも自立の道を模索するが、ノルウェー
王家が黒死病により断絶。

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◆1380年~1535年 カルマル同盟の成立と支配の始まり
1380年:デンマークと同君連合が成立し、デンマークの支配が始まる。
※1397年~1523年 カルマル同盟が成立。

カルマル同盟とは
デンマーク・ノルウェー・スウェーデンの北欧三か国から成立。
デンマークを実質的な盟主とする同君連合が成立するも、1523年にスウェーデンが独立し、
カルマル同盟は解体。
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◆1536年~1814年 デンマーク=ノルウェー二重王国
カルマル同盟崩壊後はデンマークの支配が強化され、属領となり、
正式に独立を失う。(デンマーク=ノルウェー二重王国の成立。)
18世紀後半ではデンマーク海上帝国の一員として、海洋国家としての下地を築く。
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◆1814年~1904年 スウェーデン=ノルウェー
ナポレオン戦争でデンマークがスウェーデンに敗戦。
それにより、デンマークはノルウェーをスウェーデンに割譲。
この時に、ノルウェーでは独立運動が起こるが、列強の反対で実現せず。
スウェーデン王国との同君連合となる。(スウェーデン=ノルウェーの成立。)
海運・製鉄・造船・漁業などの諸産業を振興し、1890年頃にスウェーデンからの
独立を模索。
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◆1905年~現在 ノルウェー王国の成立
国民投票で圧倒的多数の賛成を得てデンマークのカール王子をノルウェー王とし、
スウェーデンから独立。(ノルウェー王国の成立)

第一次世界大戦では中立維持。

第二次世界大戦では1940年からナチスドイツの占領下に置かれ、激しいレジスタンス活動
が行われた。1945年にはナチスドイツの占領から解放。


東西冷戦ではスカンジナビア半島北部でソ連と直接国境を接しており、ソ連の北方艦隊の

基地であるムルマンスクの監視、北極海のスピールバール諸島が対ソ連の重要な戦略的
拠点に。
米ソ両陣営双方から強力な働きかけがあったが、1949年に北大西洋条約機構(NATO)に加盟。
それにより、ソ連と領海を巡りたびたび紛争が起こる。
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現在、ノルウェーはNATOには加盟したが、EUには未加盟となっており、ヨーロッパの経済統合とは一線を画している状態となります。
この背景には1970年代に開発が進んだ北海油田が大きく影響しており、経済的に豊かで
あったためとされています。(この話は後ほど詳細をお話します。)
欧州共通通貨のユーロも使用しておらず、伝統的な通貨クローネを利用しています。

ノルウェーは過去の歴史では長らく周辺諸国に支配されていた歴史を歩みつつも、
下記の様な外交基本方針を掲げています。

地域協力の推進
・北欧諸国,バルト三国,ロシア等の周辺諸国を含む,多分野かつ緊密な地域協力(北欧協力,環バルト海協力,バレンツ協力等)を重視。

国際平和への貢献
・地域別では中東,南スーダン,アフガニスタン,イラク,コロンビア等,分野別では軍縮・不拡散,国際貢献活動(軍事・民生両分野),国連を始めとする各種国際機関,人権・人道及び開発援助に積極的に関与。パレスチナ支援調整委員会(AHLC)議長を務めるほか,スーダン南北包括和平合意にも貢献。また,クラスター弾禁止に向けた「オスロ・プロセス」を主導し,2008年に条約署名式をオスロで開催。2016年のコロンビア政府とコロンビア革命軍(FARC),フィリピン政府と共産勢力との和平合意を仲介。
引用先:外務省ーノルウェー王国


この様に現代のノルウェーという国家は、過去に自国を支配下に置いてきた周辺諸国とも
友好関係を築き、平和のために尽力し、世界の発展に貢献しています。
より詳しい事が知りたい方は以下のサイトをどうぞ!
駐日ノルウェー大使館

まとめ
ノルウェーは艱難辛苦の歴史を歩みつつも現代は世界の平和に
積極的に貢献している。




地政学的重要性が高まる北極海について

この章では、地球温暖化の進展とともに、近年急速に注目を浴びる事になった
北極海についてお話します。

正直、この話は1つの記事にまとめても足らないレベルの話ですので、
概要の説明に徹していきますので、ご了承ください。


(※上記地図は北極点を中心とした地図ではありません。)

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◆北極海とは

世界の五大洋の一角を占めており、ユーラシア大陸、グリーンランド、北アメリカ大陸
などに囲まれた海域である。
沿岸国は
アメリカ・ロシア・カナダ・デンマーク・ノルウェーの5ヵ国から成ります。
これらの国に、フィンランド・アイスランド・スウェーデンを加えた環北極海8ヵ国により、北極評議会が設立されています。

◇面積:約950万㎢
◇海岸線の長さ:745,389 km
◇最大深度:5440m
◇平均深度:1330m

太平洋・大西洋・インド洋と比べて平均深度は約1/3と浅くなっており、これは大陸棚の発達によるものです。また、平均深度については他の海洋と比較すると浅いため、海面を覆う氷さえなくなれば、海底の資源開発は容易に行えるという事です

予測によれば、
2040年には一年中北極海は通行可能となっており、

2050年には北極海を覆う氷はなくなるのでは?とされています。

地球温暖化の進展とともに、北極海の氷が溶け【氷に閉ざされた海】から経済活動が可能な【解放された海】へと変貌を遂げつつあります。
こういった背景から資源開発・北極海航路の開通の実現性・地政学的重要性が近年急速に高まっています。
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◆北極海航路
仮に、北極海を経由してロンドン→大阪に向かったとしましょう。
従来の航路ですと、パナマ運河経由で23300km、スエズ運河経由では21200kmとなっていました。しかし、北極海航路経由は15700kmとなり、時間的・運航費の面から非常に経済的な航路になると期待されています。
また、パナマ運河やスエズ運河の様な人口運河ではないため、船舶のサイズ制限などの制約も一切不要であり、ソマリア沖やマラッカ海峡の様な海賊の出没を気にする必要性もありません。

デメリットとしては、北極海自体が元々氷に閉ざされていた地域のため、凍結などの不安要素が存在するという点となります。また、商業航路としての国際的な法整備がされていないため、各国の利害などにより、対立が生じる可能性があるという点です。

しかし、この様に経済的なメリットは計り知れず、北極海航路が今後利用可能となれば欧州と北東アジアの往来が容易となり、経済的関係性がさらに深まる可能性が大きくなります。
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◆北極海に埋蔵する豊富な資源
北極海には豊富な鉱物資源・エネルギー資源が埋蔵していると推定されています。

漂砂鉱床(経済的に重要な安定した重鉱物で構成される堆積物の事。金とか白金とか
チタンとか)・マンガン団塊・
砂利などが海底に存在しているとされます。

また、
天然ガスは
世界の未発見のうち30%(1670兆立法フィート)が埋蔵されていると推定されて
おり、世界の年間消費量の約 14 年分の埋蔵量であり、その大部分がロシアの管轄領内に集中しているとの事です。

石油は世界の未発見のうち13%(900億バレル)が埋蔵されていると推定されており、
その3分の1がアメリカ領内に存在されるとの事です。

ほとんどの石油・ガス資源は、水深500 メートル以下の浅い海底にあるので、
比較的容易に採掘可能とみられ、北極海沿岸諸国の資源争奪戦が激化する可能
性が指摘されています。
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◆新たな軍事的対立の可能性
今までは氷に閉ざされていた地域のため、経済活動があまり行われていなかったのと
同様に軍事的な活動も積極的には行われる事はありませんでした。
冷戦時代は米ソが北極海を挟み対立を繰り広げていましたが、ソ連崩壊後はそういった
軍事的な戦略的価値も低下しました。
しかし、自然環境に伴う制約が消滅しつつあることを踏まえると、直接海軍を互いに
派遣できるという状態になり、北極海が新たな戦場となる可能性があります。
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◆ノルウェーと北極海
こういった状況から経済的メリットが非常に大きく、さらに地政学的にも重要な要所と

なる可能性がある北極海に関して、特に力を入れている国はロシアです。
ロシアは積極的に軍事力を強化している状態のため、ノルウェーは強い懸念を
持っています。
ノルウェーとロシアはバレンツ海に面した領域で国境を196kmに渡り接しています。
ノルウェーが懸念を示している理由としては、
・ロシアの北方艦隊が拠点を置くコラ半島のセベロモルスクは国境から100kmに位置
・ノルウェー領のスバールバル諸島にロシア人の炭鉱の町がある
などがあります。

その他は2014年のクリミア半島併合も大きく影響しています。
場合によっては、ロシアは軍事的圧力を背景に権益確保に動くのではないか?
と予想しているわけです。

また、ノルウェー北部のバレンツ海には膨大な量の石油や天然ガスが埋蔵
されているとされ、ノルウェーの経済発展に大きく貢献する事が期待されて
います。

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この章では北極海の氷がなくなる事による、人類の経済的メリットとデメリットに
ついてお話していますが、地球温暖化の進行によるデメリットは確実に生じます。
そのため、下記の内容にも留意はすべきかと思います。

北極海の氷がなくなるという事は経済的にはメリットがあるかもしれませんが、
グリーンランド、南極、シベリアなどの地中に堆積されているメタンガスなどが
空中に放出される事により、地球温暖化が際限なく進行し、世界的な異常気象を
もたらす可能性が大いにあります。
この世界的な異常気象は従来と比較にならない規模の自然災害になる可能性があり、
世界的に国家同士の争いが熾烈になる可能性を留意すべきかと思います。

まとめ
北極海という新たな地政学的要素はノルウェーを大きく
変える可能性を
秘めている。

豊富なエネルギー資源と水産物

この章ではノルウェーの主要産業についてお話します。
ノルウェーは豊富なエネルギー資源・水産物を輸出し、機械類・自動車などを輸入して
いる国家となります。

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エネルギー資源
北海油田を有するノルウェーは石油・天然ガスを豊富に産出する資源大国となります。
石油・天然ガス産業が2013年のGDPに占める比率が約22%となります。
また、ノルウェーは欧州最大の水力発電国であり電力供給の90%以上を水力発電により

賄っている再生可能エネルギー大国となっています。

◆石油
石油産業は欧州の石油埋蔵量の60%を占めており、欧州域内でも最大規模となって
います。石油生産は2000年ごろがピークとなっており、2020年ごろから資源量自体が
減少予想となっています。しかし、上述のバレンツ海や北極海沿岸部では未開発の油田が
ある事が予想されており、まだまだ衰退産業という判断は時期早々かと思います。

2014年:産出量は7569万トン(世界第15位)
2014年:輸出量は6407万トン(世界第10位)
原油の輸出に占める比率は25.4%(2016年)となり、最大規模となります。

◆天然ガス
欧州の天然ガスの埋蔵量の50%を占めており、天然ガスは増産見込み・生産量は
世界第7位に位置します。さらに、輸出量については世界第3位となっており、生産し
たガスのほぼ全量を輸出に回している状態となります。

2014年:生産量は4419千兆ジュール(世界第7位)
2014年:輸出量は4189千兆ジュール(世界第3位)
天然ガスの輸出に占める比率は21.4%(2016年)となり、原油に次ぐ第2位となります。

北海油田とは
ノルウェー・イギリス・デンマーク・ドイツ・オランダ・ベルギー・フランス
に囲まれている海となります。この海域にある150余りの海底油田・海底ガス田
の総称となります。大半はノルウェーとイギリスの経済水域の境界線上に存在。

豊富に産出する石油と天然ガスの大半を輸出に回しており、国内人口が少ない
事もありノルウェーの一人あたりGDPは81,694.63(ドル)で世界第4位に
位置しており、世界的に見て非常に豊かな国家となります。
しかしながら、原油と天然ガスだけでノルウェーの輸出に占める比率が49.8%と
ほぼほぼエネルギー資源に依存しているという経済的脆弱性は存在しています。

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農業
農業のGDPに対する割合は1.6%(2014年)となっており、大きな規模では
ありません。
穀物の生産量は1,284,763トン(2017年)となっており、世界第102位となり
ます。穀物自給率は53%(2013年)です。
ただ、穀物生産量の約80%が
農耕飼料用であり、食用ではなく、輸入に頼りがちな
構造となります。

農作物について最も重視されているのは牧草となり、畜産物・乳製品については
概ね自給を達成しています。
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鉱工業
ノルウェーの特筆すべき点としては、水力発電により得られる安価な電力を
利用する電力多消費産業(アルミニウム,シリコン,化学肥料等加工産業)と
される産業が発展して事です。
特にアルミニウムの生産が有名です。
アルミニウムの生産量:1225(千トン)で世界第8位(2015年)
アルミニウムの輸出量:1354(千トン)で世界第5位(2012年)
※生産量と輸出量の確認年数が違いますのでご注意をm(__)m

その他では
ニッケルの生産量:91(千トン)で世界第6位(2013年)
チタン鉱の産出量:740(千トン)で世界第7位(2014年)
などの鉱物資源も産出します。

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水産業
ノルウェーの主要産業の1つに水産業があります。
水産物の生産量:3,841,891(トン)で世界第11位(2017年)
水産物の輸出額は10,803(百万ドル)で世界第2位の世界有数の漁業大国として

知られています。
水産物の輸出に占める比率は11.9%(2016年)となり、原油・天然ガスに次ぐ
第3位を占めています。

以下に世界での生産量がBEST3に入っている水産物を紹介します。

世界生産量第1位(2017年)
サケ・マス:1,304,127トン

世界生産量第2位(2017年)
クジラ:432

世界生産量第3位(2017年)
タラ:1,163,500トン

などが有名です。
養殖業は出荷額において、海面漁業の二倍の規模となっています。
この養殖業の主体がサケであり、養殖業出荷額の約93%を占めています。
さらにサケの出荷量は年々増加傾向となっています。

まとめ
製造業と農業には弱点はあるが、それを補って余りある
エネルギー資源と水産物を有する。

一人あたりGDPは世界第4位に位置、人口も増加傾向。

この章ではノルウェーの人口動態と経済成長についてお話します。

まず、2019年のノルウェーの人口ピラミッドは下記に様になっています。

(引用先:populationpyramid.net)
ノルウェーの人口ピラミッドはどの年齢層も同程度となっており、
相対的にバランスがとれた形状となっています。
この形状は比較的ゆっくりとなりますが、人口が増加する傾向となります。
そのため、少子化という問題は考慮する必要性はないかと思います。

次にノルウェーの人口推移と予測です。


ノルウェーの人口は現在約540万人前後となっていますが、2100年の段階でも
人口は増加傾向を維持しており、約780万程度になると予想されています。
先ほどご紹介した人口ピラミッドの形状が2100年時点でも継続しており、
80年後も、そこまで少子高齢化問題が顕在化していない可能性があります。
ノルウェーの合計特殊出生率は1990年代から現在に至るまで概ね1.8付近
推移しています。

次に名目GDP(ドル換算)の推移です。


(引用先:ノルウェーのGDPの推移)
ノルウェーの名目GDPです。
ドル建ての場合ですと、2010年ごろからやや横ばい傾向となっていますが、
自国通貨建てでみると、1980年ごろから現在に至るまで右肩上がりで推移しています。
さらに、【豊富なエネルギー資源と水産物】でお話した通り、
ノルウェーの一人あたりGDPは81,694.63(ドル)で世界第4位に位置しており、
非常に豊かな国家となります。

まとめ
人口は今後も安定的に増え続け、経済成長も持続する事が
予想される。

終わりに


今回は北欧のノルウェーを紹介しましたが、如何でしたでしょうか。
正直ノルウェーは何となく豊そう~とか福祉国家!という事は知られていそうですが、
それが何故なのかはあまり知られていない様に感じます。
少しでもその疑問の解消に本記事が役立てていれば幸いです。

ノルウェーについては、過去【地政学編】で紹介してきた国の中では一線を画す
方式であまり軍事的な方面・国防的な方面には触れていません。
理由としては、ノルウェーは歴史的にも現代においても、対外戦争を積極的に
仕掛ける様なお国柄ではない事と、その必要性がないくらいに豊かな国という
事が挙げられます。
そのため、海洋国家としてノルウェーを紹介していますが、海洋資源を活用している
という側面を重視して書いてみました。

ただ、そんな平和で豊かなノルウェーではありますが、将来的には北極海の地政学が
大きく変わろうとしている現代を考えたら不安要素はあります。
そういう意味でも、今はまだ大きな衝突には至っていませんが、今後の北極海の地政学
についてはクラッド的にも非常に注目しています。
(経済的にはロシアが最大の受益者になりそうな予感がしていますが)

また、北東アジアと欧州を結ぶ北極海航路が就航した暁には、ノルウェーの立地的に
欧州の玄関口となる可能性が大いにあり、エネルギー資源・水産物以外にもこの国を
大きく発展させていくのではないかと個人的に楽しみになりました。




それでは、最後までお読みくださってありがとうございました。
最後に北極圏のオーロラでも見て癒されて下さい(笑)

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以下参考サイトなど
ノルウェー王国(Kingdom of Norway)基礎データ-外務省
ノルウェー-Wikipedia
ノルウェーの歴史-Wikipedia
北欧を見て東アジアを想う
スカンディナヴィアーWikipedia
ノルウェーの経済ーWikipedia
オスロ/ノルウェー ~世界一豊かな国?~
ノルウェーの石油・エネルギー産業
駐日ノルウェー大使館
資源大国ノルウェーが建てた“美しすぎる”発電所
世界史用語解説 授業と学習のヒント
ノルウェーの国情および原子力事情 (14-05-06-01)
世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング
ノルウェー王国(Kingdom of Norway)-外務省
データブック オブ・ザ・ワールド 2018
北極海の戦略的意義と中国の関与
ノルウェーが軍拡発表 冷戦後最大、ロシアの脅威に対抗
GLOBALNOTE
世界漁業・養殖業白書2016年
カルマル同盟ー世界史の窓
pixabay.com
漂砂鉱床ーコトバンク
北極圏、原油流出に備える4つの対策
氷海域の石油探鉱–グリーンランドとカヌマス・プロジェクトの例
北極海ーWikipedia
北極海秩序の将来
アングル:北極圏は新たな火種か、ロシアとNATOがにらみ合い
北極海の戦略的意義と中国の関与
バレンツ海ーWikipedia
北海油田ーWikipedia
ノルウェーの食料安全保障に関するレポート
日本・北欧政治関係の史的展開

No.127 北欧にみる年金基金の化石燃料からの投資撤退、洋上風力発電へのESG投資

第3節諸外国における漁業の現状と我が国漁業
世界の水産物の漁獲量・生産量 国別ランキング・推移ーGLOBALNOTE
(
出典・参照:FAO(Food and Agriculture Organization))
ノルウェーの食品・農林水産業 統計データーGLOBALNOTE
ノルウェーの漁業

解析

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